資料や本があるということは
物がない生活に憧れがある。
いわゆるミニマリストという方に、敬意を表します。
しかし、そうもいっていられない…。
私利私欲が強いほうではないと思うけれど、捨てられないものっていうのがある。とくに仕事柄か、資料が多い。とにかく荷物の中で一番多いのが本で、資料のようなものばかりだから捨てることができない。ときどきメルカリなどを利用して断捨離をすることも多々あるけれど、その速度と蔵書が増える速度がぜんぜん違いますので、圧倒的に増えていきます。
資料というのは厄介なもので、“いつかどこかで使う日が来るだろう”と思うと、整理できないのだ。その“使う日”というのが今すぐ来ることはない。ひょっとしたら一生来ないままかもしれないし、その日が来たとしても、本当に一瞬で終わるのかもしれない。
いつ来るかわからない“使う日”のためにずっと眠ったまま、そのために多くのスペースが使われることは本当にもったいない。困った…。
これらの資料を保管する場所、全てを並べる本棚を作れる家があるならば、今すぐ引っ越したいくらい。
しかしそんなことができるわけでもないから、うまい具合に資料と付き合う必要がある。いつか利用する日が来ても来なくても、資料とは手元にあるからこそ資料なんだと、それが資料の価値なんだと思って置いておくものだろう。
ホコリを払うブックブラシ
とはいえ、やはり資料はスペースを取るわけで、使わなければその分ホコリもたまるわけです。
このホコリやチリに対して、手でパンパンはたいたり、フーッと息で吹き飛ばしたりする。それはそれでいい。でも、その場しのぎでしのぐ、それが本や資料にとっていいことなのだろうか?その度に本に対して申し訳ないと思うわけであります。
そんなある日、本屋さんでブックブラシなるものを見つけました。
ブラシの毛の部分に触れてみると、なんとまぁとても気持ちのいい毛ではありませんか。うっとりするくらい気持ちが良いものであります。
これがあれば、本にやさしい。
これほどまでにやさしい毛でなでなでされたら、きっと本も喜ぶにちがいない。そして、このブラシがあれば、定期的に本棚や資料の山を掃除することができる。
なぜなら、このブラシを使うことを想像すると、その作業が楽しいものになるし、ちょっとした息抜きにもなる。
これはもう、買うしかないと感じた次第であります。
2種類あるブックブラシ
実はレデッカーのブックブラシには二つあります。
本屋さんにもその二つが置いてありまして、正直悩みました。
値段も違いますし、形状も違います。
その二つのブックブラシがこちらです。
上のものは、シンプルに一種類の軟らかい毛でできています。
下のものは、先の方に固めの毛が付いています。
固めの毛と柔らかい毛、それぞれ用途が違うようなので、迷いました。とことん、迷いました。確かに、固い毛が付いていれば、細いところなどにうまく入れ込むことができるし、込み入ったホコリはそれで取れるかもしれない。
さらに迷うのは、毛の幅や長さ、そして手に持つ柄の形状が微妙に異なるのです。これは好みや用途で別れるところです。
で、結果として、自分の手に持ったときの感触やなじみかた、使い勝手、今後このブラシと寄り添っていくことを考えると、一種類の軟らかい毛だけのもので十分と判断しました。
結果としては、問題ありません。
何より、手に持ったときのフィット感は私の手にとっては最高でありまして、これで掃除もはかどるなぁという感じがします。
もちろん、固めの毛が付いたものも、選択肢としては十分ありです。
ハードカバーや、布のカバーなどが多い方には重宝すると思います。
そこが私も悩んだところです。このあたりは、自分の使う目的は、蔵書の中身によってで選んでいいかなと思います。
いずれにせよ、本が好きな方、断捨離しても断捨離しても本が増えていく方には、とてもおすすめであります。
その他の関連商品・関連本
その後、ほこりを取るモップとしてかなり良かったのがこちらです。
こちらは本専用ではなく、ほこりを取る掃除用品ですが、もちろん本にも使えるというもの。とても便利でほこりもよく取れ、そしてサイズ的にも納まりがよく重宝しています。本だけではなく、普段のほこり対策としてであれば、こちらのほうがいいかなと思います。
寝坊の福助
よいもの見つけ隊
よいものに出会うと日常が楽しくなる。
日常が楽しくなると、人生が楽しくなる。
ときには失敗もあるけれど
でも、人生を愛おしくいきたいなと思う。
そのための一助になればと思っています。