光線療法というもの
体調が悪い友達が、光線療法というもので元気になった。他にも色々受けていたみたいだが、本人曰く、一番効いたのが光線療法だったという。
それでは、その光線療法とはどんなものなのだろうか?
光線療法のそもそものはじまりは、太陽に当たること、つまり日光浴だそうだ。古代エジプト、古代ローマなどでは、太陽に当たる日光浴が健康のために奨励されていたという。近いところだと、日本の結核病棟でも、日光浴は日課であったようだ。
そういった太陽への憧れからはじまり、少しずつ太陽の光についての研究が進んでいったという。
そして時代は進み、デンマーク・フェロー諸島生まれのニールス・フィンゼンが、カーボンアーク灯を考案。そしてそれを利用して尋常性狼瘡(皮膚結核)の治療に成功したそうだ。この功績によってニールス・フィンゼンは1903年にノーベル医学生理学賞を受賞することになり、のちに“光線療法の父”と称されることになった。
日本にもこの光線療法が輸入され、黒田保次郎氏が光線研究所を創設。
それが今日のコウケントーの基盤になっているようです。
わたしも友達に紹介されるまで知らなかったのですが、コウケントーはもうかれこれ100年近くの歴史があるということです。
ただの健康器具がこれだけの長きに渡り使われ続けるでしょうか?
〇〇式健康器、ぶら下がり健康器・・・などなど。
時代を彩るように次から次へと現れる健康器具は、ブームとともに忘れ去られていくのが世の常。健康器具であるこのコウケントーだって、もしそれらと同じ類のものであればすでに消えていたであろう。しかしコウケントーの歴史は100年。健康器具に関していえば薬機法もあるわけだから、何が治るとかは言い難い面もあるが、何もなければ100年は続かないだろう。未だに知る人ぞ知るという存在ではあるが、この積み重ねてきた100年は伊達ではない。
様々なカーボン
コウケントーは、鍼灸院や接骨院によくありがちな赤外線ランプではありません。特殊な加工をされたカーボンを燃やすことによって、太陽と同じような光線を発するという特徴があり、これはコウケントーのカーボンならではのようです。
そのカーボンもいろいろ出ていて、用途によって2本を一組にして使用していきます。カーボンは鉛筆のような形状です。
どのような用途に使用するかは、ここでは薬機法がありますので詳細はできませんが、そもそもコウケントーは、皮膚疾患に関しての効果が認められて医療機器としての認証を受けているようですから、そういったものには効果が期待できそうですね。
これらのカーボンの詳細を見ていただくと分かりますが、思った以上にレビュワーが多いのに驚きます。アマゾンや楽天のレビュワーにはサクラも多いと聞きますが、コウケントーのカーボンに書かれているレビューは、どれも忖度なしの正味な感想ばかり。それもかなりの高評価ばかりです。気になる方は、上記のカーボンのリンク先を見ていただけたらと思います。
コウケントー・まとめ
私個人的には、コウケントーが何にどのように効くかは、正直よくわかりません。
しかし、とにかく“温める”という点において、コウケントーはとても有効であることは間違いないと思います。
コウケントーで温められると体も心もリラックスしますし、実際に体の表面が少しピンクを帯びたりしますし、手もしっとりしてきます。
これらの現象がどのようなメカニズムなのか、そしてだから何に効くんだというのは置いておきつつ、そのリラックス感、温感は何にも替え難く、また受けてみたいなと思うものであります。
多くのレビュワーが感じている実感、何年も使用している方がいるという実績、それがコウケントーの効果をにゅじつに証明しているように思います。もしよかったら、みなさまも、コウケントーを使用した光線療法をしているところに伺って、実際に体験してみてはいかがでしょうか?
コウケントーを受けられるところ
光線研究所・付属診療所
一般財団法人光線研究所は、太陽光線の動植物に対する作用ならびに、光線が人類の健康維持・疾病に対する効用を長年研究ししています。
昭和2年に光線研究に着手し、昭和16年4月に当時の文部省の許可を受け財団法人設立、附属診療所を併設して現在に至り、その歴史は90余年に及んでいます。
その他の関連商品・関連本
もし家庭でコウケントーを使いたいなら、一般的には1号機、2号機ということになります。家庭ではスペースの問題があるし、また、いくら健康のためとはいえ予算もありますから、その2種類に落ち着くと思います。
しかし、この1号機、2号機の欠点は、移動がしにくいということ。コウケントーを使う場所を固定し置くのもよいけれど、ときには布団で、ときにはソファで、ときにはベッドでと使いたい場所が変わることもあるだろうと思います。また、1号機、2号機は高さがないので、カーボンの取り付けもたいへんになります。
そういったことを考えると、家庭で使う場合でも、コウケントー3号機という選択もありかもしれません。コウケントー3号機は、鍼灸院・接骨院など医療施設向けといわれていますが、移動が楽で照射位置の調整も簡単なので、余裕があれば家庭でも選択肢の一つになるかと思います。
光線療法の具体的な方法を知りたい方は、光線療法研究所が発行している実践書をおすすめいたします。
寝坊の福助
よいもの見つけ隊
よいものに出会うと日常が楽しくなる。
日常が楽しくなると、人生が楽しくなる。
ときには失敗もあるけれど
でも、人生を愛おしくいきたいなと思う。
そのための一助になればと思っています。